昨夜、長崎市高浜町で住宅全焼火災…焼け跡から1遺体

２４日夜、長崎市で住宅１棟が全焼し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。

小柳亮雄：
「高浜町の火災現場に来ました。奥にある住宅が焼け、中から１人の遺体が見つかりました」

２４日午後９時前、長崎市高浜町で付近住民から「煙が見えます。家が燃えています」と１１９番通報がありました。消防車１４台が消火に当たり、火は約２時間２０分後の午後１１時１１分に消し止められましたが、無職の山口実さん７３歳と９８歳の母親が住む木造瓦ぶき平屋建ての住宅１棟が全焼しました。

焼け跡からは、身元や性別の分からない遺体が見つかり、火災後、９８歳の母親の安否が分からなくなっています。

山口さんは顔や頭をやけどし、搬送時は意識がありましたが、現在は集中治療室に入っているとみられるということです。

大浦署は遺体は母親とみて身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。