任期満了に伴う諫早市長選挙は前県議会議員の大久保潔重さん（５５）が三つどもえの接戦を制し初当選しました。２８日午後１０時前、大久保さんの事務所に当選の知らせが届くと歓声があがりました。無所属で新人の大久保潔重さんは諫早市出身の５５歳。参議院議員、県議と経験を重ねて市長選に初挑戦しました。選挙前から地域をまわり、住宅の建築制限となる市街化調整区域の撤廃や産業のテコ入れによる総生産アップなどの政策を訴えてきました。現職の宮本明雄さん（７２）に１５００票あまりの差をつけて初当選を果たしました。
【当選　大久保潔重（無・新）２２，７１４票　宮本明雄（無・現）２１，１６７票　山村健志（無・新）２０，８８０票】
欠員に伴う県議補選は、ともに自民党の新人、千住良治さん（４８）と坂口慎一さん（４１）が当選しました。定数が４減った市議選では新人５人を含む２６人が当選しました。当日有権者数は１１万１４０１人で、投票率は５８．７８％と合併後最低だった前回とほぼ同じでした。（前回投票率は５８．２２％）