【長崎】県内の海上で夜のはじめ頃にかけ暴風に警戒　雨雲発達程度により大雨警報可能性

低気圧や前線の影響で県内全域の海上に暴風警報が発表されています。

９日は前線を伴った低気圧が発達しながら黄海から朝鮮半島に進み、気圧の傾きが大きくなる見込みです。このため、南部と北部、五島の海上ではこのあと夕方にかけて、壱岐・対馬の海上では夜のはじめ頃にかけて南よりの風が非常に強く吹く見込みです。

最大瞬間風速は南部と北部、五島、壱岐・対馬の海上で３０メートル。南部と北部の陸上で３０メートル。五島、壱岐・対馬の陸上で２５メートルの予想です。

しけのため九州商船の長崎と五島を結ぶジェットフォイルや長崎と上五島、佐世保と上五島を結ぶ高速船が９日の全便の欠航を決めたほか、長崎と五島、佐世保と上五島を結ぶフェリーも夕方の最終便を除き、欠航を決めるなど海の便に影響が出ています。

また長崎地方気象台は、大気の状態が不安定となり、雨雲の発達の程度によっては大雨警報を発表する可能性があるとしています。１０日正午までの１時間に降る雨の量は多い所で６０ミリ。２４時間雨量は多い所で１２０ミリの予想です。