社会貢献に一役買います。長崎市の高校生が、役目を終えたランドセルを回収し、必要な人たちにつなぐ「ランドセルリレー」がスタートしました。
「ランドセルリレー」は、幼なじみの青雲高校2年の松本志衿さん(16)と、長崎東高校2年の長田あかりさん(16)が、「物を大切にする心の育成」や「貧困の解消」などを目指し、ボランティアで取り組むものです。
初めての回収が長田さんが卒業した長崎市立淵中学校であり、新1年生たちが使っていたランドセル29個を受け取りました。
青雲高校2年松本志衿さん:
「自分も何か地元に貢献できたらいいなって思っていたので、小さい子どもたちが物を大切に使うことを意識して過ごしてもらえるように、ランドセルリレーをやることはすごく意味があることではないか」
回収したランドセルは長崎市伊王島のリゾート施設、i+Landnagasakiと長崎市田中町で造園や土木工事を手掛ける九州ビルドがメンテナンスや保管、運送などで協力します。
長崎東高校2年長田あかりさん:
「夏頃までには配布をすることが目標で、最終的な大きな夢で言うと世界の困窮地域に目をむけたりして、何か力になれないかと思っています」
「ランドセルリレー」に賛同される方は、電話090-5295-0319 松本いずみさん(保護者)にお問い合わせください。