長崎県内の高校で最も早く活水高校で卒業式
長崎県内の高校で最も早い卒業式が長崎市の活水高校で開かれました。県内で最も早く門出の日を迎えた活水高校の3年生123人。新型コロナ対策のため式では席の間隔を空け、時間短縮のため校長の式辞などを省略し、讃美歌や校歌も伴奏のみとなりました。参列できなかった保護者のため、式の様子はオンラインでライブ配信し、卒業証書を手渡される娘の晴れ姿をリモートで届けました。卒業生を代表して感謝の言葉を述べた石田とねりさん(18)は、コロナ禍でもできることを精一杯楽しんできたと高校生活最後の1年間を振り返りました。感謝の辞で石田とねりさん(18)は「英語科のみんな、私たちだけ修学旅行に行けなくて本当に悔しかったね。いつか、一番悔しがっていた西岡先生を連れてグアムにリベンジしに行こう。そして、思いっきりハグしよう」と述べました。思いを込めたリボンを手桶(たおけ)に結び、在校生に託す創立以来伝統の「魂(たま)ゆずり」。今年結ばれたのは、「純潔」を表す白と「幸福」と「希望」を表す菜の花色のリボンでした。