【長崎】新型コロナ「第7波」841人陽性確認 3人死亡
長崎県内で17日、新たに841人の新型コロナウイルス陽性者と3人の死亡が発表された。新規陽性者の市町別内訳は長崎市が最多199人、佐世保市195人、諫早市82人、大村市73人、雲仙市54人、長与町37人、島原市34人、南島原市32人、対馬市31人、時津町27人、平戸市18人、佐々町10人、壱岐市9人、五島市8人、新上五島町8人、松浦市7人、東彼杵町6人、波佐見町6人、西海市3人、川棚町2人。小値賀町を除く13市7町で確認された。
このうち検査せず医師が陽性と判断する「みなし陽性者」は長崎市28人、大村市7人、平戸市5人、島原市4人、諫早市4人、雲仙市3人、壱岐市2人、松浦市1人、佐世保市1人、長与町1人の9市1町で計56人。
年代別では10歳未満が最多の175人、10代141人、20代88人、30代129人、40代114人、50代74人、60代47人、70代38人、80代18人、90歳以上17人。
総数841人は前週日曜10日(日)の592人を249人上回った。新規感染者数が前週同曜日を上回るのは6月26日(日)以降22日連続で「第7波」の感染拡大が続いている。前日16日(土)の912人からは71人減少した。
15日時点の入院患者は168人(前日比+10)で緊急時確保病床570床で算定する病床使用率は29.5%。重症者は0人(±0)、宿泊療養者は317人(前日比+11)、自宅療養者は5657人(前日比+564)、施設療養者は118人(前日比+11)。
長崎市在住の60代無職男性が16日(土)に亡くなったほか、県内在住の年齢・性別・職業・居住地・死亡日時非公表の患者と年齢・性別・職業・居住地非公表で16日(土)に亡くなった患者合わせて3人の死亡が公表された。1日に3人の死者が発表されるのは2月22日(火)以来145日ぶり。県内の新型コロナウイルス感染症患者の死者累計は132人となった。
長崎市の障害者福祉施設では関係者11人のクラスターが発生した。
長崎市職員では環境部に所属する時津町在住の40代男性が感染した。発症日から遡って2日前以降、業務上、市民や事業者との接触はないとしている。