夏の参院選に向け、県内各政党の動きが活発化しています。
5月3日(土)、佐々町や佐世保市で街頭演説をした国民民主党県連が擁立する深堀浩幹事長(59)。応援には党本部の玉木雄一郎代表(56)が駆け付け、党が掲げる所得税の「年収103万円の壁」の引き上げなどの実現に向け支持を訴えました。
国民民主党・玉木雄一郎代表(56):
「この夏を日本の政治を変える夏。そして皆さんの手取りを増やす夏にしていきたいと思いますので、どうぞ皆さん、深堀浩ともどもよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」
「長崎県は最重点選挙区の一つだと位置づけておりますので、党本部もですね、全力を挙げて勝利に向けて取り組みを強化していきたいと思っております」
国民民主党県連・深堀浩幹事長(59):
「地方議員として民主党から民進党、国民民主党でずっと来た人間としては、やっぱり反応は違うなと。だからその期待を裏切らないというか、期待に添えるように活動を強化していく地道な活動しかない」
一方、自民党県連が擁立する現職の古賀友一郎参院議員(57)はゴールデンウィークが始まった4月29日、時津町から街頭演説を開始し、参院選に向け支持を呼び掛けています。
自民党・古賀友一郎参院議員(57):
「(時津町は)私のね、高校時代を過ごしたその思い出の地でありますから、ここからスタート出来ることは本当に力が漲ってくるこんな思いが致します。精一杯県民の皆様方にお訴えを申し上げて、頑張っていきたいと思います」
自民党県連では、この日応援に駆け付けた加藤竜祥衆院議員(45)を次期県連会長に据えることが内定。このほか、幹事長に中島浩介県議(58)、総務会長に浅田眞澄美県議(58)、政調会長に近藤智昭県議(68)が内定しています。5月25日(日)に開催する県連の定期大会で正式決定します。
参院選にはこのほか、共産党県委員会から常任委員の筒井涼介さん(31)。参政党から県連会長の黒石隆太さん(33)が出馬を表明しています。