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【長崎】大学病院に寄付 イ・ミニョン選手に感謝状

2022年05月11日

がんと闘う子どもたちを支援したいと長崎大学病院に寄付を続ける女子プロゴルファーイ・ミニョン選手(30)に10日、感謝状が贈られました。

韓国出身の女子プロゴルファー イ・ミニョン選手(30)は10歳からゴルフを始め、18歳でプロ入り、2015年に腎臓がんを患いますが、治療を乗り越え、2017年には参入初年度の日本ツアーで初優勝しました。がんと闘う子どもたちの助けになりたいと2020年から3年間、毎年100万円を長崎大学病院に寄付しています。寄付金は小児病棟のプレイルームの充実や、骨髄移植の際に使う検査機器やストレッチャーの購入に充てられています。

長崎大学病院の中尾院長は「病院内で新型コロナへの対応に多くの労力をかけている中での小児がん患者への支援は、子どもやその家族にとっても大変ありがたい」と感謝を述べました。

イ・ミニョン選手は「子どもたちに諦めないで頑張ってほしいです。頑張ってね!」と話しました。

イ・ミニョン選手の韓国と日本の病院への寄付は総額1000万円以上で、長崎大学病院にはオフシーズン、長崎のゴルフクラブで調整をしている縁で寄付を始めました。「プロを続ける限り寄付を続けたい」としています。