おいしく食べて海を守る！小佐々町の「アイゴプロジェクト」

旬の味覚や幅広いジャンルの食材に着目、深堀り！
なかよしマルシェ

なんと今回は、スペシャルゲストにキャイ〜ンの天野さんが登場！

おなじみのジョニ男さんとともに、エレナ佐々店で発見食材を探します。

エレナ佐々店で発見した今回の食材は...

聞きなれない名前のこのアイゴ、お店にはほとんど並ぶことのない、未利用魚とされている魚なんです。

その理由として、ヒレの部分に毒があることや、内臓に独特の臭みがあることがあげられます。

ここで”アイゴプロジェクト”が始動です！

このワケありの未利用魚である天然のアイゴに、一定期間養殖のエサを与え、臭みを抜くなど”仕立て直し”て出荷されているんです。

佐世保市小佐々町でアイゴの養殖をしている金政水産をたずねてみました。

代々この地で養殖を行う金子さん親子。長年培った養殖技術で、おいしいお魚を出荷しています。

金政水産では、天然のアイゴをエサでおびき寄せて捕獲し、1カ月養殖エサで育てています。養殖しているアイゴの数は約600匹。

エサには、ミネラル豊富で消臭効果が期待される竹炭を配合！おいしくいただける工夫がなされています。

アイゴは、海藻を食べ尽くすことで「磯焼け」を起こす原因とされている魚でもあります。”仕立て直し”によりおいしくいただけることで、磯焼けの対策にもつながるんですね。

手間がかかりますが、養殖業者が1匹、1匹、毒針処理までして出荷してくれるので、安心していただくことができます。

早速、お刺身とお寿司にしていただきました。

弾力があり、シャリにも負けない、甘みのあるお味！天野さんとジョニ男さんも、思わずこの表情です。

アイゴの美味しさが幅広く知られ、海の環境が守られる一助となるといいですね！