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【長崎】新型コロナ 県内で新たに226人の感染確認1人死亡

2022年03月13日

13日、長崎県内8市7町で新たに226人が新型コロナウイルスに感染、佐世保市の50代の男性陽性者が11日に死亡したと発表された。基礎疾患の有無などは非公表。3月の発表は6人目。県内死亡者累計は114人となった。ほか幼稚園や高齢者施設など既存クラスター5件が拡大。新規クラスターの発生は無かった。

感染者総数(226人)は前週日曜(6日・260人)を34人下回り、第6波では1月16日(日)の180人以来の少なさとなった。前週同曜日を下回るのは11日(金)から3日連続。前日(310人)比―84人。

2月28日(月)~3月6日(日)1週間の新規感染者数は2397人、3月7日(月)~13日(日)1週間の新規感染者数は2202人で前週比195人減。緩やかながら減少傾向が続いている。

新規感染者の市町別内訳は、長崎市84人、佐世保市36人、諫早市38人、大村市27人、島原市13人、雲仙市5人、時津町5人、東彼杵町5人、南島原市3人、長与町3人、小値賀町3人、西海市1人、川棚町1人、波佐見町1人、佐々町1人。検査せず医師が陽性と診断する「みなし陽性者」は長崎市16人、佐世保市1人、大村市3人、雲仙市1人、東彼杵町1人の計22人。

年齢別では10歳未満50人、10代54人、20代30人、30代32人、40代31人、50代13人、60代7人、70代5人、80代4人。10代以下(計104人)が46%を占める。

12日午後7時時点の県内療養状況は確保病床数423床(フェーズ4)に対し入院患者は106人(重症2人)。病床使用率は25%、宿泊療養者は174人(前日比-19)、自宅療養者は2879人(前日比-244)、施設療養者は40人(前日比-1人)。県内感染者累計は3万336人、死亡者累計は114人となった。

既存クラスターでは11日公表の長与町の幼稚園で新たに園児1人の感染が確認され、感染者は園児7人となった。また9日公表の長与町の高齢者施設で新たに1人の感染が確認され、感染者は職員3人、入所者5人の計8人となった。9日公表の諫早市の長崎刑務所では新たに職員1人、被収容者2人の感染が確認され、感染者は職員3人、被収容者34人の計37人となった。5日公表の小値賀町の認定こども園で新たに園児1人の感染が確認され、感染者は園児20人、職員4人の計24人となった。

長崎県職員では大村市居住の島原振興局(島原市内分庁舎)勤務の40代男性が感染した。10日(木)出勤し、帰宅後に発熱と喉の痛みを発症。11日(金)に医療機関で検査し、12日に陽性が判明した。13日現在、発熱と喉の痛み、咳の症状がある。勤務していた執務室等は消毒済み。