県は22日、ドクターヘリの整備士を確保できないとし、運航を一時休止すると発表しました。
県によりますと、ヘリの運航を委託する神戸市の学校法人ヒラタ学園から7月中旬、「ヘリに搭乗する整備士を、7月から8月の間、一時的に確保できなくなった」と運休の相談がありました。
県は、多くの離島や半島を有する状況を踏まえ、救急患者の搬送に影響を及ぼすことから、運航継続を要請してきましたが、調整が困難だった23日(土)と、27日(水)から29日(金)の4日間運航を休止します。
運休期間中は、県の防災ヘリや佐賀県のドクターヘリの応援などにより「救急医療体制に支障がないように努める」としています。