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コスタ・アトランチカ陰性者早期帰国に向け協議

2020年04月27日

三菱重工長崎造船所香焼工場に停泊するクルーズ船で乗員148人が新型コロナウイルスに感染した問題で、県は陰性だった475人の早期帰国に向け、国と協議を進めています。コスタ・アトランチカの船内では、長崎市内の指定医療機関に入院した重症者を除く147人の陽性者と475人の陰性者全員を個室に隔離し、療養や健康観察を続けています。また岸壁には仮設の診療施設を設け、自衛隊やDMAT(災害派遣医療チーム)の医師らが診療や相談に当たっています。共に停泊していたコスタ・ネオロマンチカとコスタ・セレーナは26日、相次いで出港し、国外へ向かいました。ネオロマンチカの看護師1人がアトランチカに乗り移り、医療支援に当たっています。停泊中アトランチカから乗員の移動もありましたが県は「最後に移動した日から2週間以上が経ち、感染の広がりがみられないため発症の恐れはない」と船長から報告を受けたとしています。長崎県福祉保健部の中田勝己部長は「私の思いとしてはまずはこの事案が県民の皆様の医療態勢に影響を及ぼさないようになるべく早く収束させたいと思ってます」と話しました。県がアトランチカの乗員の乗り降りの自粛を要請した3月13日以降も交代や通院のため乗員がタクシーやバスで市街地に出ていた問題については、現在、コスタ社がその行動歴を調べていて県は正確な情報提供を求めています。