10日朝、長崎市で1歳の女の子が母親が運転する車にはねられ、死亡しました。
目撃者:
「靴と小さい女の子の靴と傘と血痕があった」
午前7時33分、長崎市かき道1丁目で「1歳の女の子が車にひかれました」と母親から119番通報がありました。
警察によりますと、車を運転していたのは、25歳の看護師の母親で、石橋聖依(せい)ちゃん1歳が頭などに傷を負い、意識不明の重体で市内の病院に救急搬送され、約1時間後(午前8時39分)に死亡が確認されました。死因は多発外傷でした。
現場は自宅前の路上で、事故当時、母親は、聖依ちゃんを含む子ども3人を自家用車で保育園に送るところでした。母親は、ハンドルを右に切りながら車を発進させた際、車の動き方に違和感を覚え、運転席から車の後方を確認したところ、路上に倒れている聖依ちゃんを発見しました。
母親は、「車に、上のきょうだい2人が乗っていたため、聖依ちゃんも車に乗っていると思っていた」という趣旨の話をしているということです。長崎警察署は過失運転致死容疑も視野に詳しい原因を調べています。