県議会は、大石知事が自身の政治資金問題の責任を明確化するため再提案していた給与減額の条例改正案を可決しました。
大石知事:
「二度とこのようなことがないよう、反省の意を持ち続けながら、県政を一歩でも前に進めることに全力を注いでまいりたいと考えております」
知事は当初、8月の給与126万円の全額減額を議会に提案しましたが、減給期間や割合に批判が相次ぎ撤回。給与を8月から3カ月間、50%カットする条例改正案を再提案し、議会は会期を1日延長、10日午前、採決しました。
反対する議員からは「一連の疑惑に終止符を打ち、幕引きをするような安易な処分は認められない」などの意見が出ましたが、賛成32、反対10の賛成多数で可決されました。
大石知事:
「事実関係の整理をこれまでずっと行ってきてますし、それに基づいて出来る限りの説明を行ってきております。それについては繰り返しになることも大変多くありますけど、丁寧な対応を続けていきたいと思います」
また本会議では、徳永達也議長(66)が「一身上の都合」を理由に議長を辞任することに伴う議長選があり、佐世保市・北松浦郡区選出の外間雅広県議(67)が第70代議長に選任されました。任期は2027年4月29日までです。