酒を飲み、深夜の住宅街の路上で刃物を振り回すなどした長崎市の39歳の男に罰金20万円の判決が言い渡されました。
長崎市青山町の無職、平山勇士被告(39)は、4月27日(日)の午後11時50分ごろ、長崎市若草町の路上で、正当な理由なく、刃体約16センチの包丁を持ち歩くなどした銃刀法違反の罪に問われていました。
判決で太田寅彦裁判官は「現場に臨場した警察官が包丁を捨てるよう言ったにもかかわらず、包丁を手放さないなど犯行態様は危険で、刑事責任は軽視できない」として平山被告に対し、求刑通り罰金20万円を言い渡しました。弁護側は控訴について「本人と協議していく」としています。