長崎市が過去最大規模の緊急経済対策
長崎市は市独自の緊急経済対策として過去最大規模の新型コロナ対策を打ち出しました。市内6154の小売りや飲食店に対しては3月から5月までいずれか1カ月の売上高が去年より20%以上減り、そのあと2カ月を含む3カ月間の売上高も20%以上減る見込みの店に30万円を上限に交付します。4月24日(金)から郵送で申請を受け付けます。また市内167のホテルや旅館の事業者と軍艦島観光の5つの船会社、観光バスの2つの事業者にも同じ条件で300万円を限度に支給します。民間の乗り合いバスや路面電車・タクシー事業者には消毒剤や使い捨て手袋などの対策費として1台1万円を交付します。総額は約15億5000万円。市独自の緊急経済対策としては過去最大規模です。100億円以上ある財政調整基金を活用します。さらに今後、国の補正予算を活用した第2弾、第3弾の対策も講じます。このほか4月10日から28日までとしていた公の観光施設などの一斉休止期間を5月24日まで延長すると発表しました。