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【長崎】ウクライナで人道支援・長崎平和特派員表敬

2022年05月20日

ウクライナ周辺5カ国で避難民への人道支援に取り組んだ長崎平和特派員の森下雄一郎さんが田上市長に活動を報告しました。兵庫県尼崎市出身の活動家・森下雄一郎さん(44)は、3月9日から4月17日にロシアを含むウクライナに隣接する5カ国を一人で巡り、人道支援を行いました。ウクライナ西部、マリウポリ近くにあるロシアのロフトフでは、ウクライナの避難民を受け入れている大学に子ども用のオムツや女性用ナプキン、水、約1200人分を支援しました。ウクライナ東部に隣接するポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアの国境や駅、難民キャンプでは一人ひとりの声を聞きながら約3800人に物資を支援したほか自ら車を運転しておよそ100人を避難先に送る支援もしました。森下雄一郎さんは「僕としてはロシアとウクライナの間に入って手を合わせてほしい、その間に入れる国だと思っている世界における日本の役割というのが声を聞いて声を届ける、広島、長崎の皆さんの声を世界に届けながら僕が世界で拾い集めた声を日本や世界の人たちへ届けていくことが大事なのかなと思っている」と話しました。森下さんは、年内にウクライナやロシアを訪れ、再び支援活動に取り組みたいとしています。