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【長崎】コロナ長崎市4人 専門家「第4波の兆し」

2021年04月01日

長崎県内では1日も新たに4人の新型コロナ感染者が発表されました。県内の感染状況について専門家は「第4波の兆し」ととらえています。感染が確認されたのはいずれも長崎市に住む40代の女性、50代の男性、70代の女性、40代の男性の4人です。4人のうち3人は3月31日に感染が発表された50代女性の接触者などを調べる中で陽性と判明しました。40代の男性は喉に違和感があり、病院を受診して陽性と確認されました。感染ルートは分かっていません。長崎県内では3月24日から8日連続で感染者が確認され3月31日は初めて変異株の感染者2人も確認されました。2人は従来型よりも感染力が強いとされる「イギリス型」で県民の間には不安が広がっています。県内でも新型コロナの変異株が初めて確認されたことを受け、長崎大学が緊急で会見を開きました。1日午後2時、長崎大学病院感染制御教育センター長の泉川公一教授が会見を開き、今後、変異株の報告数が増えていくという見通しを示しました。泉川教授は「感染力が高まるということは患者が増えていく可能性もあるし、そうなると重症化する人も一定の率で出てくる可能性があるので、臨床側としては非常に危惧している。感染力は従来型より強いのではないか、感染対策をしていても感染が起こってしまうのではないかというが、そういうことではない。感染対策をしていない時に感染する、その時の力が従来よりも強くなっている。より多くの人に感染させやすい。感染対策をしていれば変異株でも心配しなくていい。感染対策の基本は変わらない。引き続き3密を避けるとかマスクを着けるとか手を洗うとか、しっかりやっていただきたい」と話しました。泉川教授は長崎県内でもすでに「第4波」の兆しがみられると懸念しています。泉川教授は「この1週間、2週間の増え方が我々としては非常に危惧している。12月の第3波の増えてくる初期に似ているのではないか。第3波では確保された病床の大部分が使用されたのはご承知の通りで、あれはもう経験したくないのが本音です。コロナの患者が増えただけでなく、他の病気の人の救急や診療に大きな影響が出そうだった。実際に出ていたところもあった。決してコロナだけの問題ではなくなるのが第3波の反省点。皆さんの行動が他の病気の治療・診療にも大きな影響を与えることをぜひ認識してもらいたい」と話しました。