門出の春です。県内多くの公立小学校で卒業式が開かれました。今年度で閉校する長崎市立手熊小学校では最後の卒業生が学びやをあとにしました。
全校児童33人。創立150周年の長崎市立手熊小学校。児童数の減少に伴い3月末で閉校し、新年度から桜が丘小学校に統合されます。今年は5人の児童が門出の日を迎えました。
卒業生は一人ひとり、壇上で中学生での目標や将来の夢を発表し、高木留美子校長から卒業証書を受け取りました。
髙木留美子校長:
「手熊小学校最後の卒業生であることを誇りとし、今後一人ひとりが美しく大きな輝く花を咲かせられるよう、自分に自信を、未来に希望を持ち、これから生きていく自分の道を切り開いていってください」
卒業生が歌うのは担任の中山晋太郎先生(46)と一緒に作詞・作曲した「輝く花」。在校生たちへのエールや保護者、地域の人たちへの感謝の思いを歌に乗せて届けました。
卒業式の後は小学校生活最後のホームルーム。お世話になった先生や両親、そして、共に6年間過ごした友人たちへ感謝の言葉です。
岩永怜士さん(12):
「今からお母さんに20個のありがとうを言います。ゲームを買ってくれてありがとう。お菓子やアイスを買ってくれてありがとう。おいしいパンを作ってくれてありがとう。いつも笑わせてくれてありがとう。勉強を教えてくれてありがとう。12年間俺を大切に育ててくれてありがとう。こんなに元気に生んでくれてありがとう」
髙峯妃夏さん(12):
「ママ、パパありがとう」
川原泉美さん(12):
「この4人もいるからあんまり心配しすぎないでね。この6年間、本当にありがとう。これからもたくさん心配や迷惑をかけるけど、これからも応援をよろしくお願いします。大好き」
井上虹さん(12):
「この4人が僕を支えてくれました。みんないつもありがとう。お母さんお父さん、大好きだよ」
江川宝良さん(12):
「お母さん、この12年間、一生懸命育ててくれてありがとう。僕はこの小学校生活で絆の大切さ、友達がいる喜びを知りました」
中山晋太郎先生(46):
「人任せにするのではなくて、だけど自分だけに任せるのではなくて、一人でやらないといけないことはないから、自分たちの仲間たちで乗り越えていってほしいなと思います」
県内ではこの春、300の公立小学校から約1万1000人が思い出が詰まった学びやをあとにします。
岩永怜士さん(12):
「(手熊は)地域の人も明るいし、優しいから、とてもいい街だと思ってます。宇宙一好き」
江川宝良さん(12):
「とても充実した6年間でした」
井上虹さん(12):
「中学校でも色んなことに挑戦して、友達とも仲良くして、色んなことに成功を感じたいです」
髙峯妃夏さん(12):「死ぬまで覚えておける一生の宝物です」
川原泉美さん(12):
「ほかの学校では出来ないような体験をさせてもらえたので、一生思い出に残るものだと思います」
手熊小学校では3月31日に施錠式が行われ、150年の歴史に幕を下ろします。