【長崎】白川壱岐市長 大人数で会食
年末から新型コロナの感染者が相次いだ壱岐市で、市長自らが去年暮れに大人数の会食をしていたことが分かりました。
壱岐市では先月28日から56人の感染者が判明しました。感染拡大の一因になったのが去年12月24日に開いた市の職員22人による忘年会で、会の参加者から6人の感染者が出ました。壱岐市の白川市長は感染者が一定の落ち着きを見せたとしてきのう、自身も去年12月18日に大人数の会食をしていたことを認め、市のホームページに謝罪する文書を掲載しました。「危機意識に欠けたことを深く反省している」としています。壱岐市は市長が参加した会食の趣旨や参加人数などは明らかにしていませんが、その場からは感染者は出ていないとしています。壱岐市は26日に開会する市議会1月定例会に市内で感染者が多数発生したことの行政責任を取るとして、市長や副市長、教育長の給料を3カ月間1割減額する条例改正案を提案します。