38年間の童謡継承活動がたたえられました。長崎市を拠点に活動する「ひよこの会童謡合唱団」が「古典の日文化基金賞」の特別賞を受賞しました。
長崎市北公民館で練習に取り組む「ひよこの会童謡合唱団」には、現在3歳から小学6年生まで合わせて13人の団員と、卒団生でボランティアの講師7人が所属しています。1987年に発足し、童謡の継承や子どもたちの豊かな感性を育むことなどを目指し、活動しています。
その功績が認められ、6月に日本の古典文化の研究や普及、啓発活動に貢献した国内外の個人、法人、団体を表彰する第5回「古典の日文化基金賞」の「未来賞」に選ばれました。
ひよこの会童謡合唱団代表野田隆博さん:
「長い間、童謡を中心に歌ってきたことへのご褒美かなと思っております。童謡というのは子どもだけではなくて、親になったら自分の子どもと歌うあるいは、おじいちゃんおばあちゃんになって自分の孫と一緒に歌うとか、幅広い世代で歌われていると思います。今回このような賞を頂いて、もっと多くの人とこの童謡を楽しみたいと思っております」
ひよこの会童謡合唱団の講師陣と団員3人は、9月に京都で開かれる授賞式に出席する予定です。また、団員も募集中です。無料で体験することもできます。詳しくは「ひよこの会童謡合唱団」のホームページをご覧下さい。
(ひよこの会童謡合唱団https://hiyokonokai.wixsite.com/hiyokonokaidouyou)