大村市で当時40代の内縁の妻を殺害した罪に問われている男(74)の裁判員裁判で検察は懲役18年を求刑しました。
住所不定無職の馬場恒典被告(74)は2009年、大村市で同居していた松永千賀子さん(当時48~49歳)の頭などを鈍器のようなもので複数回殴り、殺害した罪に問われています。
馬場被告は「殺していない」と無罪を主張しています。
論告で検察側は「馬場被告が独占的に所有していたプレハブ倉庫から遺体が見つかった」「馬場被告と松永さんとの間には、松永さんの元夫の損害賠償金をめぐるトラブルが生じ得た」などとして懲役18年を求刑しました。