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【長崎】新型コロナ感染 新たに43人 

2021年01月08日

8日、長崎県内では新たに43人の新型コロナ感染が確認されました。7日、半年ぶりに感染者が確認された五島市では新たに3人の感染が判明し、長崎県はフェーズを1から2に上げて病床を確保するよう医療機関に要請しました。新たに感染がわかったのは長崎市で16人、佐世保市で7人、時津町で1人、長与町で2人、西海市で4人、県外から諫早市を帰省などで訪れていた3人、諫早市で2人、大村市、雲仙市、島原市で各1人、五島市で3人、壱岐市で2人の合わせて43人です。長崎市では7日に発覚した去年12月30日の会食による参加者の感染が新たに2人確認され、クラスターの人数の合計が10人になりました。またクラスターが起きている井上病院の入院患者1人の感染も新たに分かり、井上病院関連の感染者は合計27人となりました。地下食品売り場でクラスターが起きた浜屋百貨店は新たに1階に勤務する1人が感染したと発表しました。クラスターとの直接的な接触は確認されておらず、保健所はクラスターとは無関係の感染者とみています。このほか6日に感染が分かった長崎市役所の職員や、クラスターが起きているデイサービス「西山十三番館」の利用者の濃厚接触者の感染も明らかになっています。長与町では20代の役場の職員の男性の感染が分かりました。役場は8日、窓口業務を別の場所で行うなどの対処をしました。7日、去年7月20日以来、約半年ぶりに感染者が確認された五島市では、8日も新たに3人の感染が判明しました。いずれも7日の感染者との接触などは確認されていません。長崎県は五島医療圏の感染段階を1から2に引き上げ、病院の新型コロナ用のベッドを現在の4床から10床に増やすよう要請しました。壱岐市で確認された2人はいずれもこれまで確認された陽性者の家族です。壱岐では去年12月28日以降の感染者が52人となりました。長崎県内の感染者の累計は956人となりました。