長崎検番で「初弾き」今年は招待客なしで実施
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、新春恒例の長崎検番の初弾きも関係者の招待なしで行われました。
初弾きを披露したのは12人の芸妓衆です。正装の裾引き姿にお正月に着ける稲穂のかんざしで、おめでたい「君が代松竹梅」など3曲を艶やかに舞いました。感染予防のため、料亭などひいき筋は招待せず無観客で行われました。去年春にデビューした喜久奈さんは初めての初弾きです。喜久奈さん(19)は「当たり前のことができるように、常識を持って自分の行動に責任を持って行きたい」と話しました。初弾きの後に行われる料亭などへの挨拶回りも今年は中止されました。