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【長崎】浦上駅前の店舗火災 火元は割烹店2階か

2020年10月20日

長崎市のJR浦上駅前で割烹店やパチンコ店など3棟が全半焼した火災で、当時割烹店に勤務していた従業員が「2階に上がると煙がすごかった」と話していることが新たに分かりました。火災は17日(土)、長崎市岩川町の「割烹ひぐち浦上本店」の従業員から「天井裏から煙が出ている」と通報があり、割烹店とパチンコ店が入る木造2階建ての建物と隣のかまぼこ店が全焼。鉄筋3階建ての住居を半焼したものです。店舗の客や従業員ら100人以上が避難し、けがをした人はいませんでした。関係者によりますと出火当時、割烹店の1階にいた従業員が異変に気付き、階段を上がると煙が充満していて、「2階に上がると煙がすごかった」と話していることが分かりました。出火直後の現場を俯瞰で捉えたNCCの情報カメラでも最初に割烹店の南西の角、国道側のパチンコ店との境目付近から黒煙が上がり、そのあと割烹店の2階の屋根の通気口から炎、さらに火はパチンコ店へと燃え広がっています。割烹店は、1階と2階の両方に可燃性の油などを扱う厨房、そして客間があるということです。パチンコ店の2階には従業員用の休憩所がありますが、出火当時は誰もいなかったということです。また割烹店とパチンコ店は法で定める消防設備点検を毎年実施していて去年10月の点検では「不備なし」との結果を消防署に提出していたことも分かりました。この火災を受け、長崎市消防局は管内の長崎市と時津町、長与町の木造の飲食店や遊戯施設217軒に対し、避難や通報、初期消火などの対策を徹底するよう注意喚起する通達を出すことを決めました。警察と消防は、安全確認ができ次第、実況見分を行い、出火原因を調べる方針です。