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そのニュース長崎では「センチュリー公用車問題」

2020年10月20日

自治体が使う公用車の購入費やリース代が高すぎると波紋が広がっています。そのニュース、長崎では?長崎県が保有する公用車はどうなのでしょうか。こちら、山口県が購入した公用車「センチュリー」。お値段なんと2090万円。来県した皇族の送迎用に使いますが、現時点で皇族の来県予定はなく、昨年度までの3年間で使われたのは13回だけだといいます。ところ変わって、こちらは兵庫県が借りている「センチュリー」。去年8月、リース契約の更新で県知事と県議会議長の公用車を「レクサス」から「センチュリー」に変えました。変更後のリース料は2倍以上の年間600万円になったといいます。いずれのケースも安全性や車内の機能性から導入を決めたといいます。そのニュース、長崎では? 長崎県内でも、知事、副知事、教育長の「三役」や県議会議長にはそれぞれ公用車が割り当てられていて、普段の登庁や退庁、出張時に乗っています。長崎県管財課の吉富督総括課長補佐は「調達・購入する時は車種を指定するのではなく、例えば何CC程度の排気量とか何人乗りとか、形とか。機能的な仕様を確定させ入札にかける」と話します。他にも皇族や海外の要人を乗せる来賓車として「センチュリー」を1台所有しています。それがこちら。1999年に980万円で購入しました。長崎県によりますと当時の記録が残っていないため購入した経緯はわかりませんが、当初は三役の公用車として購入したということです。現在は来賓の送迎のほか、三役の公用車を車検に出している時に代車として使用していますが、その頻度は少ないようです。吉富総括課長補佐は、「来賓車なので、そこまで来賓が毎日来るわけでもないので」と話します。年度別で見てみると長崎県内で国体が開催された2014年度には22日、稼働していますが、昨年度と今年度はゼロ。今年度は新型コロナの影響で、行事の中止や来賓の招待取りやめが相次いでいるので、稼働していないのもわかります。しかし、去年はローマ教皇が来日。それ以外にも、8月9日の平和祈念式典では海外から来賓が来ているのにどうして稼働していないのでしょうか。吉富総括課長補佐は「ローマ教皇とか天皇陛下もそうなんですけど、専用車を自分たちで手配するんですよ。平和祈念式典は長崎市から依頼があってうちの公用車を貸し出すがセンチュリーではなく別の公用車」と話します。皇族の来県に際しては、宮内庁が直接車を手配するケースが多いということです。購入から21年経ち、走行距離は13万9000キロ。長崎県によりますと、更新の目安は11年間の走行距離が14万キロで、残すところ、あと1000キロ。今後も定期的に点検し、走行距離の上限に達するまで使う方針です。吉富総括課長補佐は「今後どうするかについては検討の余地があるかと思いますが長崎県としては特に使用方法については問題ないと思っていまして新車の購入でもないし、高額な費用をかけているわけでもない」と話していました。