ニュースNEWS

【長崎】台風10号は7日(月)最接近

2020年09月04日

最大級の警戒が必要です。長崎地方気象台は「今後、台風10号は特別警報級に発達して県内に接近または上陸する恐れがある」と注意を呼びかけています。
 長田卓也統括予報官「台風が接近する地域では記録的な大雨・暴風・高波・高潮となる恐れがあります。最大級の警戒が必要です」
 長崎地方気象台は午後、会見を開き台風10号は7日(月)に非常に強い勢力で県内に最も接近し、予想される中心の気圧は940hPa、最大瞬間風速は65m/sと説明しました。台風10号の強さは県内で5人が亡くなった1991年の台風19号に匹敵すると言います。こちらは風速70m/sを再現できる機械です。風速70m/sで窓ガラスが割れ、部屋の中の家具が持ちあがり外に吹き飛ばされました。
 長田卓也統括予報官「(前回の)台風9号は少し西側を通ったが、今回は場合によっては真上を通るような状況。台風9号より、さらに大変なことになるんじゃないかと危惧している」
 では、避難したい方はいつすべきなのでしょうか。長崎市は台風9号の時は約60カ所の避難所を開設しましたが今回は6日(日)午前10時から市内170カ所以上で避難所を開設する予定です。(4日午後5時半時点)長崎市防災危機管理室は「海沿い、山沿いに関わらず不安を感じる人は、早めに避難してほしい」と呼びかけています。避難所では新型コロナ対策で避難者はマスク着用です。また密集を避けるため部屋を分けたり避難者同士の間隔を空けたりするとしています。自宅で過ごす人は2階や崖から離れた部屋などで過ごしてほしいとしています。