8日、島原市で今年の県内最高気温37.7℃を記録。日中、88歳の女性が家庭菜園で倒れ、熱中症の疑いで死亡しました。
島原消防本部によりますと、午後2時40分ごろ、島原市で88歳の女性が家庭菜園の畑で倒れているのを家族が見つけ、119番通報しました。発見時、女性の顔は赤く紅潮し、意識がなく、呼吸状態がおかしかったということです。
救急隊が到着した時にはすでに心肺停止状態で、救急搬送されましたが、午後3時半ごろ死亡が確認されました。病院到着時の体温は40度を超えていたということです。
熱中症の疑いによる死者は今年県内で初めてです。
島原では8日、今年の県内最高気温37.7℃を記録。猛暑日となりました。このほか、口之津で36.2℃、大村で36.1℃、佐世保で35.6℃と県内4地点で気温35℃以上の猛暑日となりました。
午後4時現在、県内で、島原の死亡者を除き、5人が熱中症の疑いで救急搬送されています。内訳は中等症3人、軽症2人です。
9日も県内に熱中症警戒アラートが発表されています。危険な暑さにくれぐれもご注意下さい。