キャプテンとマネージャー、2人だけの3年生がチームを引っ張ってきた壱岐商業の初戦。相手は去年の初戦と同じ西陵。去年は3対1で敗れました。
壱岐商業は4回、同点で迎えた逆転のチャンス。キャプテン長戸虎若丸が打席に立ちます。
壱岐商業3年・長戸虎若丸主将:
「ここで俺かよって思ってでも絶対に点を取りたいって気持ちがあったんで、勢いに任せました」
不意を突くスクイズでエラーを誘い、2点を追加し、逆転!ベンチで見守るマネージャー松嶋めろんさんも喜びを露わにしながら、真剣にスコアに記します。
反撃したい西陵は、7回、5番・堀川のライト線へのスリーベースヒットで1点を返すと…さらに!
続く6番・山嵜の犠牲フライで同点に追いつき、8回にも1点を加え、逆転します。
壱岐商業はその裏、5番・川久保が同点タイムリー!2アウト満塁の場面では9番・山口が大会第1号となるランニングホームラン!
これが決定打となり、10対5で西陵を破り、雪辱を果たしました。
壱岐商業3年・長戸虎若丸主将
マネージャー・松島めろんさん:
Q.終わった瞬間2人はどんな感じだった?
「よっしゃーみたいな」
「よっしゃーですね」
Q.ハイタッチは?
「せんかったね」
敗れた西陵はー
西陵3年・辻康正主将:
「自分たちは、みんなやるべきことをしっかりやって全力でやれたので良かったと思います」