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長崎平和宣言起草委 被爆者への「拍手」採用へ

2020年07月06日

今年の長崎平和宣言に史上初めて「拍手」が採用される見通しです。その身に被爆の痕跡と傷みを抱えながら‥。
故・谷口稜曄さん:「核と人類は共存できない」
もう二度と、あの惨劇を繰り返さないために・・・。
故・山口仙二さん「核兵器をなくしてください」
被爆者の平均年齢は83歳を超えました。
下平作江さん「被爆者を二度とつくらないで下さい」
被爆75年。長崎市の最終案には核の脅威や悲惨さを世界に訴え続けてきた被爆者への敬意と感謝を込め、式典会場に拍手を呼び掛ける文言が盛り込まれました。田上市長:「会場にいらっしゃる皆さんが参加してという形は初めてだと思います」コロナ禍で奮闘する医療従事者らに拍手などで感謝を示す動きが広がっていることを踏まえたもので、委員からは雰囲気を懸念する声も出ましたが、賛同が大勢を占めました。また去年の被爆者の詩のように「被爆者の言葉で実相を伝えるべき」との意見が相次いだことを受けて、式典で歌い継ぐ「あの子」や「子らのみ魂よ」の作曲で知られ、1970年に亡くなった被爆者の手記を引用する方針です。2019年、長崎を訪れたフランシスコ教皇の言葉も使って世界に「連帯」や「信頼」を呼び掛け、日本政府と国会議員には憲法の平和の理念の堅持や核兵器禁止条約への署名と批准を求める方向です。