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長崎県北部で猛烈な雨 コロナ禍で初の避難所開設

2020年06月25日

梅雨前線の影響で五島列島では50年に一度の記録的な大雨が降り、佐世保市では24時間雨量が6月の観測史上最大を記録しました。床下浸水や崖崩れ、道路の冠水などの被害が出てコロナ禍で初めての避難所も開設されました。26日朝にかけても大雨の恐れ。最新情報です。佐世保市では25日朝6時ごろまでの1時間に81.5ミリの猛烈な雨が降りました。24時間雨量は280ミリを超え6月の観測史上最大を記録しました。市内の早岐川は午前6時に氾濫危険水位を超え、相浦川も午前7時に氾濫危険水位を超えました。佐世保・東彼地区などに大雨洪水警報が出され、市は東部と中部、北部の9万4592世帯21万8938人に避難指示を出し、波佐見町や五島市などでも避難勧告が出されました。これを受け早岐小学校と日野中学校が臨時休校の措置を取ったほか相浦、相浦西、大野、春日、大塔小などが終日自宅待機の措置を取りました。佐世保市内の他の小中学校も授業の開始時間を遅らせるなどの対応を取っています。佐世保市や波佐見町など県北の各地で道路が冠水し車が立ち往生しました。波佐見町では崖崩れも起きました。長崎県災害警戒本部によりますと佐世保市で床下浸水が10棟。佐世保市と五島市、新上五島町で崖崩れ、佐世保市と松浦市、新上五島町、佐々町で道路の被害が出ました。けがをした人はいません。交通機関はJRが午前6時すぎから佐世保線の佐世保と三間坂、大村線の早岐~南風崎の間の運転を見合わせました。長崎本線の特急かもめと普通列車は通勤時間帯に最大20分の遅れが出ました。MRは全線で昼過ぎまで運転を見合わせました。空の便はORCの壱岐、対馬、五島便が6便欠航し、海の便は長崎と五島を結ぶジェットフォイルが2便欠航しています。道路は西九州自動車道の佐々と相浦中里の間の4キロが午前8時15分から午後0時半まで通行止めとなりました。コロナ禍となって初めての避難所も各地で開設されました。感染防止のため公民館の職員らが体温計や消毒液の設置などの対策を行いました。日宇地区公民館の川崎雅彦館長は「3密と消毒と体調の悪い方を分けて部屋を分けて感染が広がらないということを一番気を付けています」と話します。部屋は1時間おきに5分ほど窓を開け、特に換気には気を使います。川崎館長は不特定多数の人が出入りする避難所での接触リスクを避けるため公民館の4つ部屋を有効的に使いたいとしています。