新型コロナ軽症者用の宿泊施設を確保
県は新型コロナの感染者のうち軽症者を受け入れる宿泊施設を県内に3カ所確保したと発表しました。県が確保した軽症者用の宿泊施設は長崎・県北・壱岐医療圏にそれぞれ1施設、合計163室です。国は重症や中等症の患者を医療機関で優先的に受け入れるため軽症や無症状の患者を受け入れる宿泊施設の整備を各自治体に求めていました。県では、ほかの地域でも軽症者用の施設をできるだけ速やかに確保したいとしています。また新型コロナの検査体制は県内の22機関で1日最大634件、重症と中等症のための受け入れベッドは307床確保できたことも公表しました。県医療政策課は「第2波、第3波に備え感染状況を見ながら医療、検査体制の拡充に努めたい」としています。