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集団感染発生したダイヤモンド・プリンセスの教訓は

2020年04月24日

2月に集団感染が発生したクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」で神奈川県DMAT本部長を務めた藤沢市民病院の阿南英明副院長はコスタ・アトランチカで感染者が多発する理由について「乗組員は仲が良く、仲間として接触しているし食事もみんな一緒にとるのが普通ですから、そういう状況は非常にまん延しやすい」と話しました。ダイヤモンド・プリンセスで阿南さんが最も苦慮したのは「地域医療を崩壊させないこと」だといいます。「コロナがなくても普段から医療は余力のない形で運営していますから、そこにコロナの患者が上乗せさせると非常に大きな負荷になって地域医療の崩壊はすぐに起きてしまう。ダイヤモンドプリンセスの時には、これだけ全国にまん延してなかったので神奈川県、関東近辺で対応したが、それでも追いつかないものに関して遠方、大阪・宮城にも非常に広い範囲で患者の搬送をしました。けれど今回はそれができない。軽症は医療機関に入れないでみるのかとか、分類をして行き先をわけて対処するとか、船の患者にも早急に振り分けをしてみていくという風にしないといけない」と指摘しました。