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長崎の被爆者・内田伯さん死去 90歳

2020年04月08日

被爆者で長崎の証言の会代表委員の内田伯さんが亡くなりました。90歳でした。内田さんは2月に体調を崩し3月に長崎原爆病院に入院。6日の午後5時32分に急性肺炎のため亡くなりました。告別式は遺族の意向で8日午後、密葬で執り行われました。内田さんは爆心地から約1.3キロで被爆し、父親と弟など家族ら5人を失いました。長崎の証言の会の代表委員として反核・平和を訴えたほか、母校の旧城山国民学校の被爆校舎保存活動にも力を尽くしました。その被爆校舎でピースガイドを務める鞍田屋泰子さんも内田さんの死を悼むひとりです。鞍田屋泰子さんは「城山小学校(被爆校舎)が国の(史跡に)指定になることは想像もつかない状況だったところを国指定まで見届けて本望だったと思います。原爆の恐ろしさをわかって頂ける唯一の遺構だと思いますので見に来いただければと思います」と話しました。内田さんは語り部としても活動しましたが、長崎平和推進協会は新型コロナの影響で被爆体験講話の中止や延期の連絡が6月までに140件、1万5500人以上に上るため7月まで講話を中止すると発表しています。