【長崎】教員不足解消へ”ペーパーティーチャーセミナー”教職経験ない免許取得者に説明「一歩ずつやっていける可能性感じた」
教員不足の解消を目指すセミナーが開かれました。
今年初めて開かれた「ペーパーティーチャーセミナー」。教員免許はあるものの、全く教職経験のない人や離職した人を対象に県教委が主催し、20代から60代までの約50人が参加しました。
教育委員会の職員らが各ブースに分かれ、学校での仕事内容や福利厚生などを説明しました。
教職経験なし参加者(48):
(なぜ参加を?)「学校の購買部で働いたり事務室で働いたり学校の現場で仕事をしていて、見ているうちにもっと深く生徒と関わったりしたいと思ったから」
(Q.参加してみてどう?)「免許を取って以来一度も教壇に立ったことがないなんてありえないと思っていたが、話を聞いていたら一歩ずつやっていける可能性を感じた」
今年の長崎県の教員志願者数は、10年前(2013年)と比べ、831人少ない1001人で、減少傾向が続いています。