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【長崎】「あしなが学生募金」3年ぶりに街頭活動

2022年10月05日

病気や災害などで親を亡くし奨学金を受ける大学生らが長崎市の街頭で「あしなが学生募金」への協力を呼び掛けました。「あしなが学生募金」の県内での街頭活動は「あしなが育英会」から奨学金を受ける大学生が中心となり毎年実施していましたが、新型コロナの影響で2019年10月以来3年ぶりです。

長崎市出身の島田北斗さん(29)は、小学6年生の時に父を心筋梗塞で亡くし、奨学金の支援を受け高校、大学へ進学しました。あしなが育英会島田北斗さんは「奨学金がなかったら今の自分はない自分の人生私と私の家族を支えてくれたかけがえのない存在です。街頭での呼びかけに耳を傾けていただいて奨学金の必要性親を亡くした子どもたちが置かれている現状を知ってもらえれば」と話しました。県内では、今年3月時点で153人が奨学金を受けています。「あしなが育英会」は街頭募金のほか郵便振替やウェブサイトでも寄付を受け付けています。