【長崎】参院選投票用紙印刷開始 長崎選挙区は乱戦模様
6月22日公示、7月10日投開票が有力視される参議院選挙に向けて投票用紙の印刷が1日始まりました。1日午前、長崎市の印刷会社で長崎県選挙管理委員会の職員が立ち会い、投票用紙の印刷が始まりました。選挙区と比例代表が各119万8500枚、点字投票用紙が各5000枚、船員用不在者投票用紙が各3500枚、計241万4000枚です。長崎県内の有権者数は3年前の前回から約3万人(約114万人→約111万人)減っていることから、投票用紙も選挙区と比例ともに5万枚ずつ少なくなっています。投票用紙36枚分が載る大きな紙が刷り出されると選管の職員が文字のかすれや汚れがないか、入念に確認していました。長崎県選挙管理委員会の阿比留一興係長は「選挙管理委員会としては有権者の皆さまが安心して投票所に来ていただけるように投票所での感染対策は徹底して引き続きやっていきたいと思います」と話しました。作業は2日と3日の2日間で裁断と梱包を行い、6日(月)に各市町の選管に発送する予定です。参院選長崎選挙区には現在、いずれも新人で、自民党の山本啓介さん(46)、立憲民主党の白川鮎美さん(42)、日本維新の会の山田真美さん(50)、共産党の安江綾子さん(45)、NHK党の大熊和人さん(52)、無所属の田中隆治さん(78)が出馬を表明していて乱戦模様となっています。