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【長崎】RECNA 世界の核弾頭1万3130発

2021年06月16日

長崎大学核兵器廃絶研究センター=RECNAが世界の核弾頭と核物質の数をまとめたポスターを公表しました。ポスターは、レクナが毎年6月に世界の研究機関などの推計をもとに作成しています。今年は世界9つの核保有国で去年より280発少ない1万3130発と推計しています。ポスターの作成を始めた2013年以降、減少傾向が続いています。しかしアメリカがこの1年で減らした250発は退役・解体待ちと同じ数で現役の「軍用核弾頭」は全く減っていません。同様にロシアも退役用の核弾頭を300発減らし表向きは1年で111発減っていますが、「軍用核弾頭」は189発増えています。長崎大学核兵器廃絶研究センターの吉田文彦センター長は「若干数字は減っていますけどもこれで核軍縮が進んでいるなどと決して思わないでください。いらないものを捨てているに過ぎなくて核兵器禁止条約ができたという状況の変化にも関わらずこういう状況であるという深刻さをむしろ読み取っていただきたい数字」と話しました。一方、核物質は、日本を含む世界各国で核兵器11万470発分と昨年度に比べ、約1400発分増えました。