被爆80年の8月9日まで1カ月となった「9の日」の9日、平和を願う鐘が鳴らされました。
平和公園の「長崎の鐘」は、県被爆者手帳友の会が、毎月9日午前11時2分に平和を願い、鳴らしています。居合わせた市民や観光客、散歩中の園児ら55人が縄を引き、犠牲者の追悼と平和を願う鐘の音を響かせました。
被爆者 本村チヨ子さん(86):
「平和そのものでいいなと。あの子たちが祈ってくれたから、平和を。もううれしい。きょうはもうそれで、うるうるしてます」
8月は、6日(水)から8日(金)まで午前11時2分から5分おきに数回、9日(土)は、正午から3回鳴らします。