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今年の長崎平和宣言 キーワードは「長崎を最後の被爆地に」

2021年06月15日

今年の平和宣言は「長崎を最後の被爆地に」がキーワードになりそうです。12日に開催された起草委員会の初会合では、核兵器禁止条約が発効した被爆76年の今年、新たな地平に立って、被爆百年に向けて、世界平和の理想でもある「長崎を最後の被爆地に」という核なき世界に向けたメッセージを発信すべきという意見が相次ぎました。このほか新型コロナと同じように「当事者意識」を持って核の脅威を捉えてもらう呼び掛けが必要との意見や、市が素案で示した被爆者の言葉に加え、永井隆博士の「平和は長崎から」や、故・谷口稜曄さんが死期迫る病床から訴えた「核兵器を持っていない国が持っている国を包囲し、1日も早く核兵器をなくす努力をしてもらいたい」とのメッセージも加えては、といった意見が出ました。田上長崎市長は「『長崎を最後の被爆地に』という、ある意味長崎から生まれた言葉が、これを世界の共通の思いにしていくことが、これからの非常に重要な役割であると、そのことが核兵器禁止条約を世界全体の共通ルールにしていくことにもつながっていくという意味でこの禁止条約発効のタイミングでこの言葉を伝える意味というのは非常に大きいと思っています」と話しました。委員長の田上市長は被爆者や学識者ら14人の委員の意見を踏まえ、次回7月10日(土)の最終会合で原案を示します。