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【長崎】被害額12億円余 元郵便局長を詐欺で逮捕

2021年06月14日

24年以上にわたって知人ら62人から12億円余をだまし取ったとされる長崎市の元郵便局長がついに逮捕です。長崎県警は14日午後、長崎住吉郵便局の元局長を詐欺の疑いで逮捕しました。山本光悦記者:「上田容疑者は知人や自身が所属していたロータリークラブの会員らに対し、郵便局の信頼を悪用して言葉巧みに勧誘し、金をだまし取っていたということです」。長崎市昭和2丁目の無職で68歳の上田純一容疑者は今年1月25日(月)、2019年3月まで局長を勤めていた長崎市千歳町の長崎住吉郵便局で、長崎市内の68歳の会社役員の男性から「貯金を解約して別の高金利の貯金に預け入れる」などのうそで1300万円をだまし取った疑いが持たれています。長崎県警によりますと男性は、それ以前にも存在しない高金利の貯金に預け入れる名目で現金をだまし取られていて、貯金の管理について相談した際、さらに被害に遭いました。日本郵便の社内調査では1996年11月から今年1月まで知人や客など62人から「利率の良い特別な貯金がある」などのうそで12億4331万円をだまし取っていました。うち約2億7000万円は元金や利子として返金していて、実損額は約9億7000万円。今年1月には上田容疑者が自首し、日本郵便からの相談や男性の被害届を受け、裏付け捜査を進めていました。上田容疑者は「私がだまし取ったことは間違いない」と容疑を認めています。別の被害者によりますと上田容疑者は「局長の特別ルートの貯金がある」「信頼できる人だけに案内している」などといった文言で勧誘していました。また日本郵便によると、だまし取った金で住宅4軒、アパート1棟、土地のほか、新車16台、中古車5台などを購入していました。被害者からは「局内でやりとりもしていたので信頼していた」「疑う余地がなかった」「裏切られたのが一番ショック」との声が上がっています。