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【長崎】十八親和銀合併後初の通期決算「減収増益」

2021年05月14日

十八親和銀行は14日、去年10月の合併後、初めてとなる通期決算を発表しました。「減収増益」です。売上高に当たる「経常収益」は、旧十八、旧親和を合算した去年の同じ時期より19億円少ない619億円。「純利益」は、176億円多い31億円で、「減収増益」となりました。取引先の倒産などに備える「貸倒引当金」の戻し入れや、前年度に計上した店舗統合に伴う「減損損失」がなくなった反動などが増益の要因です。森拓二郎頭取は「合併したことによって互いに対象先を振り分け何回もお客様にヒアリングを行い(コロナ禍でも)従来より非常に丁寧に状況把握など支援ができたと思う」と話しました。今年度は取引先の資金需要を掘り起こすなどして収益を上げたいとしています。