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【長崎】新型コロナ新たに46人 医療危機事態宣言

2021年05月13日

長崎県内では13日も46人が新たに新型コロナに感染したと発表されました。長崎県は医療が危機的な状況だとして県全域の感染段階ステージを初めて一番上の「5」に引き上げ「医療危機事態宣言」を発出しました。中村知事は「医療のひっ迫状況が極めて深刻な状況にありますので『医療危機事態宣言』を発出させていただき所用の対応策を講じていきたい」と述べました。長崎県は特に感染拡大が深刻な長崎医療圏について12日午後7時現在で140床確保しているコロナ患者用の病床のうち138床が埋まり残り2床しかないと公表しました。13日現在で長崎医療圏の患者のうち38人をほかの医療圏で受け入れていて実質的な病床占有率は100%を超え、一般診療にも影響が出ているとしています。このような状況を受け知事は長崎県内の感染段階のステージを初めて一番上の「5」に引き上げ、これまで長崎県全体で421床確保していたコロナ専用病床を緊急時対応として67床増やし488床にすると発表しました。長崎医療圏ではこれまでより36床増やし176床とします。今回の病床の増設について県は考えうる限り最大限の措置としています。中田福祉保健部長は「ぎりぎりの状態で緊急時対応を行ってもらってますのでこれ以上上げるのは難しいという状況」と述べました。一方で長崎市以外の感染状況はステージ5相当には達していないとして「緊急事態宣言」までは出さないとしています。長崎市の「緊急事態宣言」は継続します。県内では新たに長崎市で34人、佐世保市が6人、大村市が5人、諫早市が1人の計46人の感染が確認されました。長崎市では3日にクラスターを公表した製造業の事業所で新たに2人の感染を確認しこの事業所の感染者は13人となりました。同じく3日にクラスターとなったカラオケ設備のあるバーでも新たに1人の感染がわかりこの店の感染者はスタッフと利用者合わせて7人となっています。大規模クラスターとなっている長崎市田上2丁目の田上病院では新たにスタッフ1人の感染が判明しこの病院の感染者はスタッフ32人、患者20人の計52人となりました。長崎市では12日に1人の死亡も確認され、県内の新型コロナによる死者は47人となりました。一方、防衛省九州防衛局佐世保防衛事務所はアメリカ海軍佐世保基地の駐留軍関連の業務に従事する20代の日本人女性が12日発熱しPCR検査の結果陽性と判明したと発表しました。女性は自宅に待機し現在、県と佐世保市、在日米軍が行動歴や濃厚接触者の把握を調査しています。長崎県内の感染者の累計は2649人となりました。