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長崎大学など既存薬に新型コロナ感染抑える効果発見

2021年04月07日

長崎大学などの研究チームは、iPS細胞を使って既存の薬に新型コロナウイルスの感染を抑える効果を発見したと発表しました。長崎大学熱帯医学研究所と京都大学iPS細胞研究所などの研究チームは、様々な細胞になれる「iPS細胞」を使って、新型コロナとは別の病気に使われる既存の薬500種類を検査しました。その結果、骨粗しょう症の薬「ラロキシフェン」と血糖値を抑える薬「ピオグリタゾン」に新型コロナ感染を抑える効果があることを確認したということです。京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授は「多くの細胞、多くのウイルスの組み合わせで有効であるものがあれば今後出てくる変異型あるいは進行ウイルスに対しても有効ではないかと期待できると考えている」と話しました。研究チームによると海外では既に臨床試験も進められていて、新たなウイルス治療薬の開発に役立つと期待されています。