長崎県ツーリズム・アワード2020表彰式
長崎県内の観光の振興に貢献した取り組みや成功事例を表彰する「県ツーリズム・アワード」のグランプリに松浦市が選ばれました。グランプリを獲得した松浦市の友田市長に中村知事から盾などが贈られました。松浦市は日本有数の水揚げ量を誇る「アジ」に着目し、2018年から「アジフライの聖地松浦」のキャンペーンを実施してきました。アジフライを提供する店の開拓や「アジフライデー」の創設などを通して観光需要を拡大させ、提供する店舗の売り上げを伸ばして観光消費額の増加に貢献したのが受賞の理由です。友田松浦市長は「長崎県にはまだまだたくさんの宝物が眠っていると思います。我々松浦市ももっともっと磨いて、更に情報発信をして多くのお客さんを長崎県にお越しいただけるように取り組みを進めていきたい」と話しました。準グランプリには「島原鉄道」が選ばれました。地元の食材を使ったグルメやスイーツを提供する観光列車「しまてつカフェトレイン」は、2019年に定期運行を始め、年間100万人が利用するなど新たな観光コンテンツとして成長しています。