ニュースNEWS

長崎・普賢岳「定点」保存整備で被災車両掘り起こし

2021年02月08日

雲仙・普賢岳の大火砕流で多くの犠牲者が出た「定点」周辺を災害遺構として保存整備する計画が進んでいます。8日、土砂に埋もれている被災車両を掘り起こす作業が始まりました。報道機関の撮影拠点だった「定点」の保存整備計画は、43人が犠牲となった1991年6月3日の大火砕流から今年で30年になるのを機に、地元の町内会でつくる安中地区町内会連絡協議会が進めています。土砂に埋もれたままになっている新聞社の車両1台と新聞社がチャーターしたタクシー2台を掘り起こし、一帯を災害遺構として整備する計画です。当時、定点周辺は避難勧告地域でしたが、多くの報道陣が取材をしていたため、タクシー運転手や、警戒などのために入域した消防団員も報道関係者と共に命を落としました。定点の保存整備は3月末に完成する予定です。