長崎県 コロナ感染拡大の大阪に保健師らを派遣
長崎県は感染拡大で医療が逼迫する大阪府に医師らを派遣することを決めました。長崎県は夕方、新型コロナの対策本部会議を開きました。中村知事は9日、会見を開き、人の動きが増える年末年始に向け、県民に対して「お願い」をする予定です。また長崎県は医療崩壊が懸念される大阪府からの応援派遣依頼に応じ、県職員の医師1人、保健師3人、また長崎市から保健師1人の合わせて5人を大阪市に派遣しました。長崎県がほかの自治体からの要請に応じて医療従事者を派遣するのは初めてです。12月31日までの期間、それぞれ1週間ずつ、大阪で新型コロナの対応に当たります。長崎県内の感染者数が一定落ち着いていることから協力を決めたもので、今後、長崎県内でクラスターが発生するなど状況が変わった場合は帰還を指示します。