【長崎】南島原で3棟焼く火事 焼け跡から1遺体
21日昼前、南島原市で木造住宅が全焼するなど合わせて3棟が焼ける火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。火元の家に住む高齢の女性と連絡が取れていません。午前11時50分ごろ、南島原市布津町丙で「2階建ての民家から黒煙が出ている」と近所の住民から119番通報がありました。火は約2時間15分後に消し止められましたが、火元の木造2階建ての住宅約200平方メートルと、その離れ約80平方メートルが全焼。隣の住民の納屋の一部と向かいの住民が所有する太陽光発電所の一部が燃えました。全焼した住宅からは性別の分からない1人の遺体が見つかりました。消防によりますと全焼した住宅には高齢の女性と息子夫婦、孫の4人が暮らしていましたが、高齢の女性と連絡が取れていないということです。警察と消防は遺体の身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べています。