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黒い雨訴訟控訴に長崎の被爆体験者怒り

2020年08月12日

原告全員を被爆者と認めた広島の「黒い雨」をめぐる裁判で、国などは一審判決を不服として控訴しました。長崎の被爆体験者は怒りをあらわにしています。「黒い雨」訴訟を巡っては先月29日に広島地裁が広島県や広島市に対し国の援護を受けられる区域の外にいた84人全員を被爆者と認めるよう命じました。広島県と広島市は国に控訴断念を求めていましたが、国の要請を受け入れ、3者連名で控訴しました。控訴理由について加藤厚労大臣は「累次の最高裁判決と異なり十分な科学的知見に基づいたとは言えない」としています。長崎の被爆体験者訴訟第2陣の原告団長だった山内武さん(77)は。「直爆ではないですけど、(被爆体験者は)被爆者の疾病と変わらない病をいっぱい持っておられますから」「やっぱ、差別ですね、非常に私たち腹立たしいというか、そういう思いで戦っている」長崎の被爆体験者訴訟は第一陣の1人を除き敗訴が確定しています。