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長崎市の観光施設 営業再開

2020年06月01日

長崎市内44の観光施設が営業を再開しました。グラバー園には朝から開園を心待ちにしていた観光客の姿がありました。受付の前には1m50cmの間隔を空けるようパネルが置かれ、来園者には後日、感染が発覚した場合に備え連絡先の記入を求めています。また換気のできない窓のない部屋は閉鎖し、喫茶「自由亭」は時間を短縮して営業します。グラバー園の北川啓太郎副園長は「我々も感染しない、感染させないよう気を引き締めてやっていきたい」と話していました。グラバー園近くの土産店も8割ほどが営業を再開。文明堂の近藤正則さんは「長かった。オープンできて良かった」と胸をなでおろしていました。県が要請していた県境をまたぐ移動の自粛は、きょう6月1日に解除され、19日(金)には県外からの観光客の誘致も始まります。土産店の中には「第二波が来るとまた結局元に戻ってしまうのでそこをどうするか。不安だらけだが、できることをやるしかない」と話す人もいました。国指定史跡の出島和蘭商館跡では門番のスタッフが着物姿にマスクを付けてお出迎え。屋内施設では換気のため入り口のドアを開放、シアターは座席を減らすなどして3密対策をとっています。出島運営管理事務所の中村哲所長は「感染対策の技術的なことは日々いろいろな情報を取り入れつつ出島の魅力、歴史の意義を楽しんで学べるような取り組みを粛々と進めていく」としています。昨年度は約69万人が訪れた長崎原爆資料館も6月1日から約2カ月ぶりに開館しました。展示室の入り口にはサーモグラフィーを設置しています。長崎原爆資料館の篠崎桂子館長は「一人ひとりに自分事として捉えてもらう資料館を目指していきたい」と話していました。長崎市は市民や市内に通う学生を対象に9月30日まで17施設を無料で開放しています。